日記もどき

剣道が好きです。稽古も好きですが、単純に剣道具も好きです。
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3本目
つくりました。

小太刀3本目。

080323_212117.jpg
こんなん。
右側が店で注文したヤツで、左側が割れた竹刀を改造したもの。

前回、10グラムオーバーで正規の小太刀ではなくなってしまったので
今回こそは規定重量で決めてやろうと意気込み

ひたすらに小刀で削り、ヤスリで削り、紙やすりで削りを繰り返しました。

結果。

300グラム達成


正規品です。文句言わせないぞ。

ぱっと見た感じ、あんまり変わらないようですがよくよく見るとだいぶ違います。
まず全長。

規定では62センチですが、こやつは60センチです。


080323_212232.jpg
ほら。ちょっとだけ短い。


あと、柄を長くしてみました。


080323_212201.jpg
こんくらい。


色々試行錯誤しつつ小太刀を作っています。


して、今のところの結論。


・胴張りの竹刀より古刀造りの竹刀のほうが、小太刀にしたときのバランスが良い
・39の割れたものを小太刀にするより、女子の37〜38や男子37を改造したほうが恐らくバランスがいい
(⇒これまで作った3本とも男子39を改造したものなのだが、どれも太すぎたり重過ぎたりするため)


つまり、次は37の古刀を狙えばいいわけだ。
ちょうど太刀の長さなわけだから、二刀で稽古しているうち太刀が割れたら
すぐに小太刀として復活できるという寸法。


次なる野望は、一刀でも二刀でも使っている太刀のほうの柄に細工すること。

37、38、39の柄の長さではなく、自作で36・5くらいの長さにしてみるとか

26くらいの柄(握りこぶし1つとちょっとくらい)の柄に作り変えてみるとか。

とくに後者は完全に二刀専用の柄になるわけだ。
改造過多になってしまいそうだけど、1本くらいはつくって試してみたい。


うずうず。
小太刀の作り方。
さて。今日はまた趣向を凝らそうと思います。

世間にはまだまだ認知度が低い二刀流。
存在すら知らない人もたくさんいます。

存在を知っていて、なおかつ興味があっても

「小太刀をどこで手に入れればいいかわからない」
「買うべき?」

など、消極的な考えを持つ人が多いです。

竹刀をどこで買うか?小太刀なんて見つからない?

だったらつくればいいじゃないか


ということで、今日のテーマ。

『小太刀を作ろう!!』

:用意するもの:
1、割れた竹刀
2、タコ糸
3、糸鋸
4、ピンセット
5、普通の竹刀お手入れセット(詳しくは過去の竹刀メンテナンス記事参照

あ、あとちなみに、この改造計画は
さすらいの二刀剣道家のページを全面的に参考にしています。
こっちも合わせて見ながら小太刀をつくるといいかもです。


080305_190823.jpg
わかりますか?
これは俺のお気に入り竹刀『輝峰』が割れてしまったものです。
写真だとわかりにくいのだけれど、この亀裂、もはや修復不能な深さなのです。

なので、今回はこの『輝峰』を39の竹刀から小太刀へと変貌させようと思います。
もともと持っている小太刀を比較しながら作っていきます。

080305_191038.jpg
手前がもともと持っている小太刀。奥が輝峰。
この真ん中の節を基準にします。

小太刀の規定は
長さ62cm以下、重さ280〜300グラム、太さ24mm以上

となっているので、何より刃渡りに注意します。

080305_191949.jpg
純粋に竹を切るだけではなく、この皮の部分があるのでこれも勘定にいれておきます。
だいたい、目安1cmほど。

080305_192002.jpg
先ほどの節から訳40cmあたりと、先端のバランスを考えてマーキング。
ここを糸鋸でギコギコすることになります。

080305_192240.jpg
柄にも同じくマーキング。
柄の長さの目安は最初の写真の節から約20cm
ここでもやはり柄頭部分の厚さを考慮に入れておきます。

080305_192533.jpg
レッツ糸鋸!!
これ、地味に大変です。真っ直ぐ切ることに専念しないとがんがん斜めにいきます。
丈夫な竹ほどきついです。きつかったら自分はいい竹刀使ってたと実感してください。

080305_193329.jpg
切り口。これが精一杯です。
このままだとギザギザのままなので、丁寧にヤスリをかけます。
できるだけ丸く、丸く滑らかに削り取っていきます。

080305_201007.jpg
こんなん。
違いがわかりますか?わからなかったら帰っていいよ。

080305_201848.jpg
切り落とした柄。
なんだか間抜け。
もちろん、柄の部分も先端と同じでちゃんとヤスリがけするのを忘れずに。
丁寧にやればやるほどとても後で得をします。

080305_202850.jpg
竹だけなら、もうそれっぽく完成ですが、むしろ本番はこれから。

080305_204154.jpg
持ち手の皮です。
小太刀の長さに切り詰めなければお話になりません。
目安は18cmの持ち手に、切る余しとしての1.5cmほど。

080305_204322.jpg
こんな具合でやはりマーキング。
この後裏返すのでわかりやすいように切れ目を少しだけいれておくことを強くおすすめします。

080305_204625.jpg
切った残りの竹を使うなりなんなりして皮を裏っ返しにします。
コツがわからないとなかなか上手くいきません。ぶちぎれてもいいです。

080305_204847.jpg
裏っ返しにしたもの。普通はお目にかかれません。
したら、さっきのマーキングの位置(切れ目)があると思うので
そこから柄頭のほうに向かって4〜5mmあたりに点マーキング。
そのまま円周上に等間隔にマーキング。

080305_205058.jpg
そしたら穴を開けます。
キリとか千枚通しとか持ってないよ!って人はタミヤのつる首ピンセットでOK
むしろピンセットは万能でいろんな場面で使えるのでこちらのほうが個人的にはお気に入り。

080305_205328.jpg
こういう具合。
今度はこの穴にタコ糸を通します。

ん?

針穴にタコ糸が通らない?

根性で通せよ

・・・嘘です。実は物理的に無理なので違う方法を使います。


そう、万能タミヤのつる首ピンセットの出番。


080305_205832.jpg
こうやってさきっちょをつまんで・・・

080305_205907.jpg
ぶちこむ!!!

080305_205925.jpg
ほら通った。

080305_210110.jpg
そのままちょいちょいっと一周させたら
両端を思いっきり締め上げて余分なタコ糸とそのすぐ下の皮を切り落とします。

080305_210534.jpg
こんなかんじ。

080305_210834.jpg
元通りに裏返して柄にはめてみます。
ここで不具合が出た場合は丁寧な作業を怠った罰です。諦めろ。

080305_210959.jpg
弦が若干長すぎるので、結びながらいらない部分は切って仕上げていきます。
ここは普通の竹刀のお手入れと同じ手順。

080305_212149.jpg
完成!!

左が店が仕上げたもの。
右が今回俺が作ったもの。

まぁまぁの出来です。
長さもぴったり。よしよし。

問題は重さだ。

規定は重さ280〜300グラムです。




量りちゃーーーーん!!おいでえええええ!!!





080305_212429.jpg




ダラララララララララララ(ドラム的なあのノリで。



ダン!!!!


080305_212439.jpg


Σ(゚Д゚;!!!

超えたああああああああああああああ

310グラムってあんた・・・・
10グラム差で公式戦では使えない小太刀ができあがりました。

まぁ、このくらいならば普段の稽古で使って
少しずつ削ってお手入れしていくうちに300グラムを下回ってくれるでしょう。

今のところ小太刀を2本作成してみたのだけど、どちらも胴張りの竹刀から
作り出したところ、どうも先端に重みがくるようなかんじに仕上がっています。

恐らく、予想ですが古刀造りの竹刀(梁山とか弁慶、道人など)なら
かなりバランスよく仕上がるのではないでしょうか?

まぁ、そんなこんなでマイベスト竹刀であった輝峰くんは生まれ変わり
形を変えてまた俺の稽古で活躍してくれるでしょう。

竹刀をメンテしたけど、割れたからポイではなくこうやって自分の手で
作り変えてやるのもなかなか醍醐味あるものです。
竹刀の手入れの仕方解説編
ごきげんよう。
さて、今日はこれまでとは趣向を変えて画像解説しながら竹刀の手入れの仕方を
ある程度詳しくここに書いていこうと思います。

『竹刀のメンテナンスなんてあんまりやらない、さらに面倒くさそう』
とか言い出す人のために今日は

『コーラ一杯飲む間に竹刀の手入れ』

をテーマにします。




メンテナンスするのはこの2本。
部活の同期より半ば強引に手入れさせろと奪い取ってきたものです。



こんなかんじでいい具合に汚れがついています。
ささくれも出来ており、早急に手入れをしてやる必要があります。

準備するものは

DVC00184.JPG
ヤスリ類
削る範囲によって3種類を使い分けます。
歯ブラシはヤスリについた粉を落とすためのものです。

DVC00182.JPG
・小刀(これで削ります
・ペンチ(中結いをしめるのに使用
・ピンセット(弦を解くときや細かい部分に
・糸きりハサミ(弦や中結いを切ります
・竹刀削り(ぶっちゃけほとんど小刀で用がすむけど
・ボロ布(なんにでも使います
・竹刀油(最後の最後に
・目の細かい紙ヤスリ(ヤスリと紙ヤスリで表面をきれいにします

DVC00185.JPG
油。
椿油とかでもいいけれども、普通のサラダ油とかでOK
ごま油とかエコナとかはダメ。


コーラ
こいつがないと始まりません。

DVC00181.JPG
中結いを解き、弦と柄革をはずして竹をばらします。
中はこんな感じ。指でなぞると指が黒くなります。きちゃないです。
あとで磨きつつ落とすことにして

DVC00180.JPG
小刀で側面を削ります。刃の向きに気をつけないといろいろとザックリやります。
一箇所だけやり続けるとそこだけ穴が空いたように細くなるのでバランスに注意。

DVC00179.JPG
割れている部分を発見しました。
ささくれの下が実は割れていた、とか裏側はすでに真っ二つ、とかよくあることです。
普通なら割れている竹刀はそれでご臨終なのですが、練習用ということもあり
ここは割れている部分を小刀で落として、ヤスリできれいに仕上げることにします。


ひと段落したところでコーラを一口。

DVC00178.JPG
ヤスリを一定の方向と一定の傾きを保ちつつ動かして削っていきます。
角をなくすイメージで削り、ささくれの後はとくに気を使って削ります。

DVC00177.JPG
あわせ技として紙ヤスリも使います。
ただ、別に使わずとも滑らかに仕上げることはできるのであくまであわせ技程度。

DVC00176.JPG
時折指で削りかすの粉をとり、表面がなめらかになっているか確認しつつ削ります。
勢いよくやると、まだとれていなかった竹のちっこいのが指に刺さるので注意。

DVC00175.JPG
紙ヤスリで少しずつ磨いていき、布でふき取り、という作業を繰り返すうちに
裏側のあの汚れもずいぶんきれいになりました。

DVC00181.JPGDVC00175.JPG
びふぉーあふたー


コーラをまた一口。

DVC00174.JPG
さきほどの油を、小さくたたんだ布に染み込ませます。
ちょんちょんって程度で充分。

DVC00173.JPG
竹の裏側の部分に油をひいていきます。
油が染み込んでいくのが見て取れるので、先端まで油をのばしていきます。
削った側面の部分にも油を染み込ませていきます。

DVC00172.JPG
ばらした全ての竹に同様の作業をしたあとに、組み合わせて表面を磨きます。
ひとつまえの工程で表面のほうにたれた油があればここでふき取り
さらにもともとあった表面の藍の汚れなどもこれで落とします。
きれいにふきとったあとは竹刀油をふきつけてまた磨きます。
布のほうに竹刀油をふきつけて竹を磨くようにしてもOK


コーラを一口。
もうちょっとです。

DVC00171.JPG
弦を通したところ。
このあとしばっていくわけですが、緩まないように指差しているあたりで
一度結んでしまいます。

DVC00170.JPG
こんな具合に。
ここの固定の仕方はやりやすい方法を自分なりにつくるといいですね。

DVC00169.JPG
そのままくるくるっとまわしていって締め上げてやります。
解けないようにするコツは何度かやるうちに自然と身につくのでここは練習あるのみ。
余った部分が出たらそれは糸きりハサミで切り取ってしまいます。

DVC00168.JPG
中結いです。
竹刀の物打ち部分の目印みたいなもんです、大切です。
竹刀に沿って3巻。で、写真のような状態にもってきます。

DVC00167.JPG
弦の下を通して輪の内側へ。

DVC00166.JPG
上に引っ張りあげて、やはりまた同じように弦の下側を通して輪の内側へ。
これを何度も繰り返して締めていきます。
あまり締めすぎると弦が曲がったり、竹がきしんだりするので
緩みすぎず締めすぎずの加減に注意。

080122_032612.jpg
これ以上結えないところまでやったら残った部分をまた切り取る。
これで完成。


最後の一口もこれにて消化。


ね、簡単でしょ?


だいたい1本の竹刀にかかる時間は損傷の度合にもよりますが30〜45分くらい。
組みなおして油ひくくらいなら10〜15分。
ボロボロになっていて徹底的にやるなら1時間。

小太刀をつくったときやメンテナンスをはじめてやったときには
もっと時間がかかりましたがやはり慣れでいくらでも効率アップできます。
何本かやるうちに竹刀を手入れするのが楽しくて仕方なくなってきます。

さぁ、レッツ竹刀の手入れ。

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